The Takemura Fund for Feminist Research for Gender Equality and Justice

研究者や活動グループを支援する

一般財団法人 竹村和子フェミニズム基金

竹村和子フェミニズム基金は2023年6月をもって解散しました

2011年11月に竹村和子さんによって設立された一般財団法人竹村和子フェミニズム基金は、当初の予定どおり、足掛け12年間の活動を終了し、2023年6月に解散いたしました。この間、10回にわたり、フェミニズム/ジェンダー研究、または女性のエンパワメントや女性へのサポートの視点で実施される活動に助成金を提供し、そうした活動を行う若手研究者やNPO等の団体を支援してきました。

2012年の第1回助成事業募集から2021年の第10回募集まで、応募件数は568件にのぼり、そのうち76件に助成を行うことができました。

毎年の活動状況を掲載してきた本ホームページは、今後5年間は閲覧することができます。また、助成を受けた事業成果のうち、多くは国立女性教育会館女性情報センターに所蔵していただいていることも、併せてお伝えします。

竹村和子フェミニズム基金へのこれまでのご支援、ご協力に厚くお礼申し上げます。

2023年6月末日

一般財団法人竹村和子フェミニズム基金
代表理事 河野貴代美

この基金は、フェミニズム/ジェンダー研究、または女性のエンパワメントや女性へのサポートの視点で実施される活動に資する研究・調査を支援することを目的とした基金です。

各年度の報告

第1回(2012年度)~第10回(2021年度)の助成決定者・申請時テーマ、審査結果 の講評、及び各助成決定者の事業報告書を掲載しています。報告をご覧ください。

竹村和子フェミニズム基金について

竹村和子

過去半世紀ほどのフェミニズム/ジェンダー研究が、多様な領域や次元において、ジェンダー平等・正義に貢献したことは周知のとおりです。しかしながら未だ、それを完全に達成してきたとは言い難く、それのみならず、フェミニズム/ジェンダー研究自体を行う環境が整備されているとも言えない状況が続いています。また、女性のエンパワメントや女性へのサポートの視点で実施されている活動を支える研究・調査に対して、財政的な支援体制が確立されているとも言えません。

本基金は、ジェンダー平等・正義の一日も早い達成に向けて、フェミニズム/ジェンダー研究、または女性のエンパワメントや女性のサポートの視点で実施される活動に資する研究・調査に対して、助成金を出損するものとします。